ゲーマー向け通話サービスDiscordの使い方を登録から順番に図解を入れて解説していきます。
Discordとはどんな機能があり、他のSNSとくらべて何が違うのでしょうか。
スマホ版、PC版それぞれでまとめています。
ゲーマー向けコミュニティサービスDiscordとは
ゲーマー向けの通話、チャットが行えるコミュニティサービスのDiscordとは、スマホ、パソコンから使用できるSNSになります。
ゲーマー向けに作られたサービスで、ゲームをする人に便利な機能が多く存在しています。
スマホアプリも配信されていますが、メインはパソコンになります。
単なるゲーマー向けアプリだけでなく、無制限で通話が可能になっていますのでコロナ禍で自宅にいることが増え利用者も毎年伸びていっています。
特徴的なのはLINEグループのように使えるサーバーでBOTといわれるプログラムを使うことで独自のコミュニティツールを活用できることです。
LINE、カカオ、Skype、Zoomなどとの違いは?
LINE、カカオトーク、Skype、Zoomなどとの違いを解説していきます。
他のSNSと違うのは、ノイズキャンセル機能やエコー除去機能など音質の設定が可能な点です。
また、画面共有やビデオ通話機能もあり有料会員になると高品質な通信が可能になります。
パソコンをメインとしているのでキーボードの音をマイクで拾ったりしないようになっています。
LINE、カカオトークとの違いはDiscordには既読機能がありません。
スタンプ機能はあり、絵文字も自分で作成してサーバー(グループ)で使用することが出来るようになっています。
基本的には電話番号認証をしなくてもいいのでアカウントをDiscordは何個も作成することが出来るので、ゲームごとなどに分けることができます。
Skype、Zoomとの違いはオンライン状態でのゲーム表示になります。
また、通話時間に制限はありません。全てのユーザーはずっと通話できます。
Discordでは、自分がオンラインになっていてゲームをしていると〇〇をプレイ中と表示してくれます。
ですので、どんなゲームをしているのか人目で判断でき一緒にゲームをしよう!と誘うこともできます(設定で消すことも可能)
1対1で話すこともできますが、何十人もの通話を行うこともできるのも特徴です。
昔は公式サイトに「Skype、TS3の時代は終わった!」とまで書いていた強気なサービスです。
Discordの登録・インストール方法
Discordの登録はスマホ、パソコンから行うことができます。
スマホの場合はアプリをインストールしてから行っていきましょう。
パソコン版は公式サイトから登録を行います。パソコン版はブラウザからWindows版をダウンロードしてインストールして登録になります。
Discordは登録せずに使用できますが一時的なアカウントは一度しか使えないのでしっかりと登録しておくのが大切です。
Discord – 話そう、チャットしよう、集まろう
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ログイン画面が表示されたら下にある「アカウントが必要ですか?」にある「登録」を選択します。
アカウント作成画面になります。
メールアドレス、ユーザー名、パスワード、生年月日を入力します。
メールアドレスとパスワードは他人に表示されることはありません。
ユーザー名は他人に表示される自分の名前になります。仕事で使う以外はニックネーム、ハンドルネームを使用するようにしましょう。
生年月日は13歳以下は利用規約違反になり、18歳以下は年齢制限コンテンツを表示できなくなっています。
最後に「はい」を選択したら完了になります。メールアドレスとパスワードはログイン時に使用するので記憶するかメモしておきましょう。
再度、アプリを立ち上げてログインすることで使用開始できます。
Discordの設定
最初にDiscordの設定を行っていきましょう。
スマホ版は下にあるメニューから自身のアイコン(一番右側)をタップして下にスクロール。
パソコン版は左下にある歯車アイコンを選択することで設定することができます。
設定画面はスマホ版とパソコン版で異なりますが、ほぼ同じなのでパソコン版を例に紹介していきます。
パソコン版にはあるけど、スマホ版にはない設定もいくつかあります。
最初に「プロフィール」から自分のアイコンを変更しておきましょう。
デフォルトでは、Discordのロゴが自分のアイコンになっているので好きな画像に設定しましょう。
動く画像(GIF形式)は月額課金ユーザーのみ対象になります。
自己紹介では、自身のプロフィールに記載できるメッセージを入力できます。
「プライバシー・安全」では、自身へのダイレクトメッセージの安全性を高めておくことができます。
ダイレクトメッセージの警戒レベルを「フレンドなら大丈夫」に設定しておき、
「サーバーにいるメンバーからのダイレクトメッセージを許可する」をオフにしておきましょう。
こうすることでフレンド以外からDM(ダイレクトメッセージ)が届かなくなりフレンドからの怪しいリンク(URL)をDiscordがスキャンしてくれるようになります。
怪しいメッセージは自分に送信されずにDiscordが安全ではないためメッセージを送信できませんでしたと送信しようとした相手に表示されるようになります。
「フレンド申請」では自身にフレンド申請できる設定ができます。
最初は全員にしておかないと誰からもフレンド申請が来ないのでオンにしておきます。
必要なフレンド申請が終われば他人から申請されないようにオフにしておきましょう。
パソコン版の設定
パソコン版での設定になります。一部スマホ版でも設定できる項目もあります。
「音声・ビデオ」では入力デバイスと出力デバイスを設定することができます。
デフォルトではパソコン側での設定になりますので、パソコン音声と違うデバイスに通話音を出したいのであれば変更しておきましょう。
また、喋りたいときにしか声を出さないのであれば「入力モード」を音声検出からプッシュトゥトークにしておくのがおすすめです。
「入力感度の自動調整」はオンとオフを切り替えてみてフレンドに聞き取りやすさはどっちのほうがいいか聞くのが一番です。
通知では、パソコン上に通知を送るかを設定できます。
大量にメッセージが来るようであれば通知をオフにしておきましょう。
「アクティビティのプライバシー」では〇〇をプレイ中とゲームにプロフィールに表示される設定を変更できます。
「現在のアクティビティをステータスに表示する」をオフにすることで自身のプレイしているゲームを隠せるようになります。
Discordの使い方
Discordの使い方としては主に
- DM(ダイレクトメッセージ)個人会話・通話
- サーバーでの複数人会話・通話
- サーバーを利用したBOTによる機能
- ゲーム公式サーバーに参加
になります。
DM(ダイレクトメッセージ)個人会話・通話
DM(ダイレクトメッセージ)は個人との1対1に使うことができます。
最初にDiscordでフレンド申請して会話をすることができます。
基本的にDMは1対1での会話になりますが、複数人でのグループの作成も可能です。
Discordを知らない人とのコミュニケーションに使わない場合は、基本的にDMがメインになります。
ただ、DMはメモなどを行うのが難しいので個人サーバーを作るほうが使いやすさは上です。
パソコンの場合は左上にあるDiscordアイコンがDMになります。
スマホの場合はDiscordアイコンではなく、チャットマークになっています。
サーバーでの複数人会話・通話
サーバーでの複数人による会話、通話を行うことができます。
サーバーでは、テキストチャンネルで会話を行い、ボイスチャンネルで通話を行います。
サーバー管理者は自由にテキストチャンネルとボイスチャンネルを作成できるので、用途に合わせて作っていけます。
例えば、ゲームごとの会話に分けたり残しておきたいメモだけにしたりも可能です。
サーバーは掲示板を使用することで第三者も参加可能になっていて知らない人との交流もできます。
ゲームごとや目的ごとにサーバーはありますので、どんなサーバーがあるかは「Discord+〇〇サーバー」で検索すると表示されます。
サーバーの作成は緑のプラスボタンから「オリジナルの作成」で行えます。
また参加はURLを送信して相手が開くことで参加してもらうことができます。
サーバーを利用したBOTによる機能
サーバーを利用したBOTというプログラムを使用することでいろいろな使い方が出来るようになります。
例えば、特定のTwitterアカウントがツイートしたらDiscordで通知したりすることもできます。
他にも通話を録音したり通話しながらメッセージをBOTが読み上げてくれたり、アンケートを作成したり出来ることは本当に多いです。
ゲームごとに便利なBOTも数多く存在していてコミュニティを盛り上げることが出来るBOTもあります。
ゲーム公式サーバーに参加
Discordにはゲームの公式サーバーが多くあります。
ゲームのストアページにDiscordサーバーを掲載することも多くなっています。
最新のアップデート情報や現在のバグやゲームフレンド募集などがあるサーバーです。
ゲームごとにファンサーバーもあり自分の好きなゲーム情報、フレンドを作るのにも役立ちます。