通話ソフトDiscordで「RTC接続中」「ICEを確認中」と表示された後に「ルートがありません」と表示された場合の対処法を紹介していきます。
ボイスチャンネルに接続できても通話できない状態になってしまいます。
ルートが表示された場合には、自身のインターネット回線やPCのネットワーク関連に問題があります。
これから紹介することを一つ一つ確かめていきましょう。
PCとルーターの再起動
パソコンとルーターを再起動することでネットワーク関連の一時的な不具合を修正することが出来るかもしれません。
パソコンをシャットダウンした後、ルーターを再起動します。
ルーターの再起動はルーターを停止した後コンセントを抜いて10分後にコンセントを差して起動させます。
その後Discordのボイスチャンネルに接続できるかを確認しましょう。
Discordの再インストール
Discordを再インストールすることで不具合が修正されるかも知れません。
パソコンの設定からDiscordをアンインストールしてから公式サイトから再度インストールを行います。
アンインストールした後はDiscord関連のフォルダを完全に削除しておきましょう。
セキュリティソフトの停止・除外設定
セキュリティソフトが強力な場合、Discordの接続を妨げているかもしれません。
セキュリティソフトを起動して停止してみましょう。
停止後はDiscordを開いてボイスチャンネルに接続できるかを確認します。
もし、接続できた場合にはセキュリティソフトの除外設定で「Discord.exe」を指定しましょう。
セキュリティソフトの停止、除外設定はソフトによって異なります。
各ソフトのマニュアルを参考にしてください。
セキュリティソフトの停止中は他のサイトにアクセスしないように注意しましょう。
VPNの停止
もしVPNを使用している場合は停止してみます。
VPNってなにと思った人はスキップして大丈夫です。
どうしてもVPNを使用したい人はVPNで海外設定になっている場合、日本のサーバーを設定してみましょう。
使用するDNSサーバーを変更
DNSサーバーを変更している場合は設定を変更してから確認してみましょう。
- Windowsマークを右クリックして「ネットワーク接続」
- Windows10なら「アダプターのオプションを変更する」、「イーサネット」か「Wi-Fi」を右クリックしてプロパティ
Windows11なら「ネットワークとインターネット」から「イーサネット」か「Wi-Fi」 - Windows10なら「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」の「プロパティ」で「次のDNSサーバのアドレスを使う」で次の値を入力
Windows11なら「DNSサーバーの割り当て」の編集で「手動」をクリックして次の値を入力 - 優先DNSサーバ: 8.8.8.8
代替DNSサーバ: 8.8.4.4 - OKで完了して修正されたか確認
IPv6機能を無効化
IPv6の機能が有効になっていると接続できない可能性があります。
- Windowsマークを右クリックして「ネットワーク接続」
- Windows10なら「アダプターのオプションを変更する」、「イーサネット」か「Wi-Fi」を右クリックしてプロパティ
Windows11なら「ネットワークとインターネット」から「イーサネット」か「Wi-Fi」 - 「インターネットプロトコルバージョン6(TCP/IPv6)」のチェックを外します。
ボイスチャンネルのリージョンを変更
ボイスチャンネルのリージョン(接続地域)を変更します。
- 対象のボイスチャンネルを右クリックして「チャンネルの編集」
- 概要にある「地域の上書き」を「自動」から「JAPAN」に変更、もしくは他アジア地域に変更